HOME>山本亭で歴史を感じてみる>山本亭で歴史を感じてみる

大正ロマンの雰囲気に浸ろう

葛飾区柴又にある山本亭は大正から昭和にかけて活躍した実業家、山本栄之助の自宅でした。元々は製瓦業者の屋敷だった木造二階建ての建物を山本氏が買い取り、大正末期から昭和初期にかけて増改築を重ねて二世帯住宅として使用していました。その後葛飾区が登録有形文化財に指定、昭和63年に買い取った後、修理保存して一般に公開しています。120坪の広い建物は、書院造りや数奇屋風の天井などのクラシカルな和風建築とステンドグラスの窓や大理石マントルピース等の洋風建築からなり、絶妙な和洋のバランスが大変美しい造りになっています。当時の富裕層の洋風な暮らしへの強い憧れがそこかしこに見られる一方、全体としては和の雰囲気でまとめられており落ち着きある空間となっているのが特徴です。欄間などに見られる美しく細かな細工からは当時の職人の技術の確かさを垣間見ることができます。また、山本亭は緑豊かな書院庭園でも有名で、2016年に米国の日本庭園専門誌のランキングでは3位に入っています。数ある神社仏閣の有名庭園を抜いての順位からも、そのすばらしさがわかることでしょう。築山や池、そして滝まである270坪の庭園はそこにたたずむ人の心を癒してくれます。建物、庭園と見どころの多い山本亭ですが、庭園を見ながら和室で抹茶をいただくこともでき、また、琴やギターなどの演奏会やお茶会などが開催されることもあります。大正ロマンの雰囲気に浸りながら、ゆったりした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

ニュース

広告募集中